父親被ばく後早く生まれた「２世」 “白血病発生の危険性高い” [科学]
原爆で父親が被爆し、戦後早い時期に生まれた被爆２世に、白血病が発生する危険性が高いことが、広島の研究者の調査で明らかになりました。
これは、１日に長崎市で開かれた原爆の影響に関する研究会で、広島大学の鎌田七男名誉教授が報告しました。
鎌田名誉教授は、広島県内の１１万９０００人あまりの被爆２世のうち、白血病になった５４人について、その兄弟と生まれた時期などを比較調査しました。その結果、父親が被爆し、被爆後早い時期に生まれた被爆２世に白血病が発生する危険性が高いことがわかりました。
広島、長崎の放射線影響研究所などは、原爆の遺伝的影響はこれまでのところみられないとしており、遺伝的影響の可能性を示した今回の研究結果は極めて注目されます。
「我々の５０年の調査結果から、（遺伝的影響が）ないとは言えないのではないかという感触」（広島大学 鎌田七男名誉教授）
鎌田名誉教授は、原爆の遺伝的な影響を解明するために、今後、更なる研究が必要としています。
父親被ばく後早く生まれた「２世」 “白血病発生の... 投稿者 dengekinetwork
NASA、2日に発生した「太陽フレア」の様子を公開 [科学]
太陽の表面で起こった大爆発が観測された。
ところどころで、まぶしく光る太陽の表面。
これは、「太陽フレア」という太陽の表面で起こる大爆発。
NASA(アメリカ航空宇宙局)は5日、4月2日に発生した太陽フレアの様子を公開した。
太陽フレアが発生すると、飛び出した大量の素粒子などが地球に到達、「Xクラス」と呼ばれる最大級の爆発だと、GPS(衛星利用測位システム)などの電波通信が妨害されることもあるが、今回観測されたものは、その10分の1のレベルだったという。
NASA、2日に発生した「太陽フレア」の様子を公開 投稿者 dengekinetwork
